ジェスチャーをするとFacebookで「いいね!」がカウント、凸版印刷が開発

2012年12月7日 16:32

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(上)「ジェスチャーいいね!」が採用された「AmebaGG Beauty Project」でのデモ風景Copyright 2012 CyberAgent, Inc.(下)「ジェスチャーいいね!」のプロモーション概要Copyright 2012 TOPPAN PRINTING CO., LTD.

(上)「ジェスチャーいいね!」が採用された「AmebaGG Beauty Project」でのデモ風景Copyright 2012 CyberAgent, Inc.(下)「ジェスチャーいいね!」のプロモーション概要Copyright 2012 TOPPAN PRINTING CO., LTD.[写真拡大]

 凸版印刷とサイバーエージェントは7日、凸版印刷が開発した新しいO2O(Online to Offline)プロモーションシステム「ジェスチャーいいね!」の提供を12月中旬より開始すると発表した。

 「ジェスチャーいいね!」は、ある特定のジェスチャーをするとFacebook上のイベントページに“いいね!”ができる画期的なO2Oプロモーションシステム。PCやスマートフォンなどのFacebookページからアクションを起こさなくても、イベント参加者がカメラに向かって特定のジェスチャーをするだけで“いいね!”をカウントできる。

 具体的には、イベント参加者がFacebookのイベントページから事前登録すると受付番号が発行される。その後、イベント参加者の顔写真を撮影し、受付番号を紐付けて登録。イベント会場にてタブレット端末のカメラに向かって特定のジェスチャーをすることでタブレット端末に搭載された顔認証ならびにジェスチャー認証技術により、Facebookのイベントページに“いいね!”がカウントされる。

 また、特定のジェスチャーをした際、タブレットの画面上にブランドロゴなどあらかじめ設定したARコンテンツの表示が可能。さらにARコンテンツが表示された写真を撮影し、Facebookの個人ページに投稿することもできる。

 「ジェスチャーいいね!」により、企業の販促活動や広告展開において、商業施設や店舗、イベントスペースなどの「リアルの場」と「ネットの場」をつなぎ、実際の行動が即座にソーシャルメディアに反映されるO2Oプロモーションを実現する。「ジェスチャーいいね!」からカウントされた“いいね!”や投稿された内容はイベント参加者の友達のページにまで共有・伝播され、O2Oの高い拡散効果が期待できる。

 同サービスのシステムは、凸版印刷と、ITソリューションの開発を行うグループ企業であるトッパンシステムソリューションズが立ち上げた研究開発組織「TSSラボ」が開発した。

 なお、同システムは第1弾として、2012年11月28日にサイバーエージェントが実施したブロガーイベント「AmebaGG Beauty Project」(会場:シャルマンシーナ東京)に採用された。

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