人為的にバグを挿入することでバグの総数を予測する「池の中の魚」モデル

2012年11月22日 18:13

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 ソフトウェア中に存在するバグの総数を予測するための方法として「池の中の魚」モデルというものがあるそうだ(@IT)。

 この方法は、デバッグ前にデバッグ担当者に分からないように意図的にバグを挿入することでバグの総数を予測するというもの。デバッグ作業後、発見されたバグの数から全体のバグ総数を推測するという。たとえば10件の意図的なバグを挿入し、発見されたバグの数が20件、そのうち意図的に挿入されたバグが5件だったとすると、全体のバグのうち50%が発見された、と判断できるという。

 ただし、よく知られているとおりバグのないソフトウェアは存在しない。そのため、この手法の有効性については疑問の声が多く、実際に使われているケースは少ないようだ。

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