企業がAndroidを採用するうえでの課題はTCOが高くなるところ

2012年11月6日 22:17

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記事提供元:Smart Hacks

現状、企業がAndroidを採用するうえでの課題はTCO(総所有コスト)が高くなるところ。以前よりは随分とましになったけど、まだ他と比べた時のTCOは高い。

現状、企業がAndroidを採用するうえでの課題はTCO(総所有コスト)が高くなるところ。以前よりは随分とましになったけど、まだ他と比べた時のTCOは高い。[写真拡大]

 現状、企業がAndroidを採用するうえでの課題はTCO(総所有コスト)が高くなるところ。以前よりは随分とましになったけど、まだ他と比べた時のTCOは高い。

 情報セキュリティのためにOSのアップデートをしなければならないけど、ハードウェア仕様やメーカーごとの独自仕様のせいで最新版にできないことがあって、Android全体のアップデート対応期間はiOSと比べて短い。

 そのため、セキュリティ上問題のある端末を使い続けるか、新しい端末にリプレースせざるを得なくなる。個人なら、そのまま使い続けても大した問題にはならないと思うけど、企業だとそうもいかない。

 あえてAndroidを採用するなら、そのあたりを緩和するために、過去の製品や対応を含めてメーカーを評価して、できるだけ同じ機種を採用するのがいい。自社で評価するのが難しければ、とりあえずNexusブランドを選んでおけば無難。

 最近、iPadやMacを採用する企業が増えているのは、こういった問題があまりなくてTCOを削減できるという理由もある。今度出るMicrosoftのSurfaceも期待できる。

 そういえば、Nexus 7 16GBが早々に15,800円に値下げされて、19,800円で32GB版が出るとか。性能の割に手頃な価格で、個人で使うにはなかなかいいかと。

※この記事は「Smart Hacks」の提供です。

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