アマゾン、電子書籍端末「キンドル」を11月19日に日本で発売 価格は8480円

2012年10月24日 17:16

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「Kindle Paperwhite」(画像:Amazon.co.jpウェブサイトより)

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  • 「Kindle Paperwhite」(画像:Amazon.co.jpウェブサイトより)

 Amazon.co.jp(アマゾン・ジャパン)は24日、電子書籍端末「キンドル」を11月19日に日本で発売すると発表した。発売するのは「Kindle Paperwhite」(8,480円)と無料3G接続に対応した「Kindle Paperwhite 3G」(12,980円)で、本日より予約受付を開始した。また、電子書籍を販売する「Kindleストア」を10月25日にオープンする。

 画面6インチサイズの「Kindle Paperwhite」は、高解像度、高コントラストのタッチスクリーンに内蔵型ライトと8週間使える超長寿命バッテリーを搭載している。212ppi(1インチあたりのピクセル数)という電子書籍リーダーで最高クラスの画素数で、これまでにないきめ細やかな表示を実現。また、太陽の下でも日差しが反射せず、テキストと画像がくっきりと見やすいディスプレイを採用している。高解像度のスクリーン用に調整された2種類のフォントと8種類の文字サイズを自由に選ぶことが可能。

 Wi-Fiを内蔵しており、新しい本を端末に直接ダウンロードすることができ、1000冊以上を保存できる。重さは213グラムと軽量で、片手で長時間持っていても疲れない。本から目を離すことなく素早く意味を調べられる国語辞書や英和辞書も搭載している。

 「Kindle Paperwhite 3G」の特徴は、無料で3G接続が利用できること。ワイヤレス接続の設定が不要なため、購入後、箱から取り出すだけでKindle本の購入も読書もさらに簡単に開始できる。無料の3G接続は携帯電話と同じ電波を使用している(Docomo 3Gの高速データネットワークを利用)が、AmazonがKindle Paperwhiteの3G回線料金を負担しているため、月額料金や煩雑な契約は不要。なお、無料3G接続は日本国内でのみ利用できる。

 Kindleストアでは、オリコン週間ランキング入りしている書籍・文庫・漫画などを含め、5万冊を超える日本語書籍を販売する。「光圀伝」、「ツナグ」、「テルマエ ロマエ」シリーズなどのベストセラー作品や、人気作家の大沢在昌、貴志祐介の本も取り揃えている。さらに、夏目漱石、太宰治、宮沢賢治をはじめとする文豪の名作など、1万冊以上の日本語書籍も無料で楽しむことができる。また、世界的ヒット作を含む英語・その他言語での書籍も140万冊以上提供する。

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