数億年の保存に耐えるアーカイブ技術が登場

2012年9月24日 18:26

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日立製作所が、石英ガラスにフェムト秒パルスレーザーで記録を行うというデジタルデータ記録技術を開発したと発表した。この方式で記録されたデータは数億年の保存に耐えうるという(プレスリリース)。文化遺産や公文書など、半永久的な保存が求められるデータを、長期にわたって記録/再生することを目的としているという。

  同社はすでに2009年に基礎となる技術を開発していたが、今回は記憶密度が前回の100倍以上となり、CDを超える密度を達成している。また、記録速度も高速化されている模様。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | ストレージ

 関連ストーリー:
DNAを記録メディアにする試み 2012年08月31日
100万年後にもデータの読めるハードディスク? 2012年07月16日
ダイヤモンドで相変化メモリの記録密度アップ? 2012年05月09日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事