HTV3号機、国際宇宙ステーションから離脱

2012年9月13日 14:30

印刷

記事提供元:sorae.jp

Image credit: NASA

Image credit: NASA[写真拡大]

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第32次長期滞在クルーは9月13日、ISSと結合していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を切り離し、宇宙空間に放出した。

 星出彰彦宇宙飛行士とジョセフ・アカバ宇宙飛行士がISSのロボットアーム(SSRMS)を操作し、日本時間9月12日20時50分に「ハーモニー」からHTV3号機を外し、9月13日0時50分に宇宙空間に放出した。

 HTV3号機にはゴミや不要物などが詰め込まれ、今後、軌道離脱マヌーバを実施し高度を下げた後、日本時間9月14日14時24分頃に大気圏に再突入し、廃棄される予定。また、今回のHTV3号機には、再突入データ収集装置「アイ・ボール(iBall)」が搭載されており、HTV3号機の大気圏突入時の様子を撮影する他、回収機能付加型HTV(HTV-R)のためのデータも収集する。

 HTV3号機は7月21日にH-IIBロケットによって打ち上げられ、7月27日にISSと結合した。

 写真=NASA。

 ■「こうのとり」3号機、ISSから離脱
http://iss.jaxa.jp/htv/htv3_release.html

 【関連記事】
HTV3号機、今夜に国際宇宙ステーションから分離
HTV3号機、国際宇宙ステーションとの結合に成功
HTV3号機/H2Bロケット3号機、打ち上げ成功
HTV3号機/H2Bロケット3号機、7月21日打ち上げ
HTV3号機/H-IIBロケット3号機、7月21日打ち上げ

関連記事