大日本印刷、クレジットカード・電子マネー等のスマホ化を支援 NFCにも対応

2012年9月6日 10:07

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 大日本印刷(DNP)は6日、おサイフケータイやNFCを搭載したスマートフォンにクレジットカードや会員証、電子マネーなどの機能を追加するサービス「スマートビューロ」を、今年9月に開始すると発表した。現在提供しているおサイフケータイ向けサービスをNFC搭載スマートフォンにも対応する。おサイフケータイに加えNFC搭載スマートフォンにも対応したリモート発行サービスは世界初となる。

 スマートフォンの普及に伴い、クレジットカード(Visa payWave:Visaの非接触IC決済サービス、PayPass:MasterCardの非接触IC決済サービス、など)や会員証、電子マネーなどの機能を、サービス事業者の企業に代わってネットワークを通じて安全にスマートフォンに追加するSP-TSM(Service Provider-Trusted Service Manager)サービスへの需要が高まっている。DNPは、ICカードの発行や高セキュリティなネットワークサービスの提供で培ったノウハウを活かし、2005年4月より、おサイフケータイにクレジットカードなどの機能をネットワーク経由で追加するサービス「モバイルビューロ」を提供している。

 今回モバイルビューロを進化・発展させ、おサイフケータイに加えNFC搭載スマートフォンに対応した「スマートビューロ」として新たにサービス提供を開始する。「スマートビューロ」は、クレジットカード会社などのサービス事業者に代わって、クレジットカード番号や会員IDなどの個人化情報を生活者のスマートフォンにネットワークを通じて安全に追加するサービス。DNPは、同サービスを金融や流通・小売業などに提供し、今後5年間で10億円の売上を目指す。

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