ソニー、電子書籍端末「Reader」の新機種を発売 価格は9980円

2012年9月3日 13:50

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電子書籍端末「Reader」の新機種『PRS-T2』(画像:ソニー)

電子書籍端末「Reader」の新機種『PRS-T2』(画像:ソニー)[写真拡大]

 ソニーは3日、電子書籍端末「Reader」の新機種『PRS-T2』を、9月21日に発売すると発表した。メーカー希望小売価格は9,980円(税込)。

 今回発売する『PRS-T2』は、前ページで表示されていた文字の残像を抑える独自のアルゴリズムを用いることで、電子ペーパーの特性として必要な画面の白黒反転を最大15ページに1回に低減し、さらに快適な読書を実現した。また、大型のアイコン型操作ボタンの採用と配置の最適化、簡単で使いやすいメニュー画面の採用などにより、初めてでも直感的に操作が可能。

 加えて、新機種『PRS-T2』は、一度の充電で最長約2カ月の読書が楽しめるスタミナ性能や豊富な辞書機能など、高い性能を最薄部9.1mm、質量約164gの薄型軽量ボディに搭載している。書籍であれば最大約1,300冊、コミックであれば約33冊を内蔵メモリーに保存することができるため、いつでもどこでも手軽に読書を楽しむことができる。

 さらに、Android搭載スマートフォンなど別の端末で続きのページから読める同期機能を搭載し、使用シーンに合わせて端末を自由に使い分けることができる。また、新たにFacebookとEvernoteに対応。Facebookで友だちとお気に入りの本の感想や情報を簡単に共有することや、Evernoteで保存しておいたブログやニュースなどを閲覧することが可能となった。

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