イトーヨーカ堂、水産庁主唱の「ファストフィッシュ」商品を販売開始

　イトーヨーカ堂は23日、水産庁が主唱する魚食拡大に向けた取組み「ファストフィッシュ」の商品を、全国の店舗で販売開始した。

　「ファストフィッシュ」とは、水産庁が主唱する水産物の消費拡大に向けた協働の取り組み“魚の国のしあわせプロジェクト”のキーコンセプトで、「ファストファッションのように気軽に楽しめる美味しい魚食」という意味。水産庁「わたしたちのファストフィッシュ委員会」にて選定され、「ファストフィッシュ」のロゴマークの商品添付が可能となる。

　今回販売する「ファストフィッシュ」選定商品は、今期より新たに食品メーカー各社と共同で開発した「レンジアップ商品」で、顧客が店頭で購入したそのままの形態で自宅の電子レンジで温めるだけで簡単に調理ができ、すぐに美味しく食べられることが特長。今回、商品の規格や味付けに関して試食を繰り返しながら、食べやすさと美味しさを追求したほか、商品トレーも耐熱性等の安全・安心面を考慮しながら独自のトレーを開発した。

　イトーヨーカ堂が販売する「ファストフィッシュ」商品は約20アイテムで、販売価格は298円～398円（税込）。一例として、「銀鮭のバジルオイル焼用」（398円）、「むきえびのレモンペッパー焼用」（398円）などを販売する。