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KLab、「ビーストバトルクロニクル」のメディアインクルーズを完全子会社化
メディアインクルーズの開発ソフト[写真拡大]
KLabは16日、ソーシャルアプリ開発のメディアインクルーズ(岡山県岡山市)を完全子会社化すると発表した。ソーシャルアプリ市場の競争激化を背景に、買収によって開発力の強化を図る。
メディアインクルーズは従業員数44名のソーシャルアプリ開発会社。GREEを中心にソーシャルアプリを提供しており、代表作のソーシャルゲーム「ビーストバトルクロニクル」は累計ユーザー数が20万人を突破し、2012年8月に開催された「GREE Platform Award - The first half of 2012 - 」でも特別賞を受賞するなど、高い人気を集めている。
KLabは、ソーシャルアプリ市場でよりクオリティの高いゲームを作ることが求められるようになってきていることから、ゲームの開発力を強化するために買収を決めたとしている。
メディアインクルーズは設立が2003年7月で、資本金が2,702万円。KLabの発表によると2012年3月期通期では赤字だったが、「ビーストバトルクロニクル」のヒットで2012年1月から単月黒字化し、月を追って業績を伸ばしているという。
メディアインクルーズは今回のKLab傘下入りについて声明で、「KLabグループの一員としてシナジーを最大限発揮し、引き続きソーシャルアプリ開発事業に邁進していく所存」とコメントしている。
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