ショウワノート、スマホ連携ノート「CamiApp」のワンピース版アプリをリリース

　ショウワノートは8日、iPhone・iPad専用無料アプリ「ワンピース CamiApp」を8月上旬から配信すると発表した。人気アニメ「ワンピース」をデザインに採用した9月発売の対応ノートを撮影すると、傾きなどを自動で補正して書き込んだ内容を手軽に電子データ化できる。

　同製品は、コクヨS＆Tが発売しているスマートフォン対応ノート「CamiApp」のライセンス提供を受けて開発したもの。「ワンピース」のデザインを採用していることが特徴だ。

　スマホとの連携機能は「CamiApp」と同じで、専用アプリを起動し、カメラでノートを撮影すると傾きやゆがみを自動で補正してデータ化できる。

　取り込んだデータは、タイトル、撮影日、作成日、タグ、コメントで検索できるほか、EVERNOTEやDropboxなどのクラウドサービスにデータをアップロードすることもできる。

　また、3つの長方形の空白を8パターンに塗り分けて使用する「アクションマーカー」が用意されており、事前にパターンごとの動作（タグ付け、メール送信、クラウドサービスへのアップロードなど）を設定しておけば、撮影時に希望の動作を行わせることができる。

　その他、取り込んだデータを図形ツールやペンツールで直接編集できる機能も持つ。

　ノートの種類は、A5ツインリングノート方眼（525円）、A7ツインリングメモ方眼（367円）、B5無線綴じノート横罫　（367円）、A6無線綴じノート横罫（315円）の4種類が用意されている。

　専用アプリは、iOS4.2以降のiPhone 3GS、iPhone 4、iPhone4S、iPad2、新型iPadに対応する。

　「CamiApp」と同様のスマホ連携型ノートでは、キングジムが2011年2月に「ショットノート」を発売しており、今年2月までに販売冊数が累計100万冊に達するヒット商品となっている。