Linuxカーネルに性差別的コード「0xB16B00B5」が挿入されていたことが発覚

2012年7月20日 14:09

印刷

記事提供元:スラド

eggy 曰く、 MicrosoftがHyperV仮想化環境をサポートするために提供したLinuxカーネルのコードに、性差別的なコードが含まれていたとのこと。問題となっているコードは「0xB16B00B5」であり、「BIG BOOBS(大きなおっぱい)」をカモフラージュしたものであるという(本家/.Network World記事)。

 Linux開発者であるMatthew Garrett氏が自身のブログ上で、このコードに対する批判を行って以降、この性差別低なコードに対する議論が広がっている。女性の胸について子供っぽくふざけるということは、テクノロジー界からなかなかぬぐい去ることのできない男女差別的な印象をさらに強めてしまうことになるとのこと。

 MicrosoftがNetwork Worldに対して説明したところによれば、同問題を修正するためのパッチは投稿済みで、次回のカーネルリリースの時に変更が追加されることになるとのこと。同社は、この問題を報告したコミュニティーに対して感謝の意の述べるとともに、この失態を深く詫びている。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | マイクロソフト

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事