星出彰彦宇宙飛行士搭乗のソユーズTMA-05M、発射台へ

2012年7月13日 10:00

印刷

記事提供元:sorae.jp

Image credit: RSC Energia

Image credit: RSC Energia[写真拡大]

 モスクワ時間7月12日5時頃(日本時間10時頃)、ソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-05M)を載せたソユーズFGロケットはロケット組立試験施設から運び出され、発射台に据え付けられた。いよいよカウントダウンが始まり、打ち上げの準備が整った。

 7月11日にはソユーズTMA-05Mのペイロード・フェアリングとロケットの組み立て作業が行われ、RSCエネルギア社のヴィタリー・ロポタ社長らによる技術幹部会議も開かれ、発射台への移動が許可された。

 今回のソユーズTMA-05Mには、第32次/第33次長期滞在クルーのユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士、星出彰彦宇宙飛行士の3人が搭乗する。

 ソユーズTMA-05Mの打ち上げはバイコヌール時間7月15日8時40分(日本時間11時40分)に予定されており、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングは7月17日に予定されている。3人はISSで滞在しているクルーらと合流し、約6ヶ月間の長期滞在を行う。

 日本人宇宙飛行士がISSで長期滞在するのは若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士、古川聡宇宙飛行士に続き4人目。また、日本人がソユーズ有人宇宙船に搭乗するのも4回目で、2011年6月の古川聡宇宙飛行士以来。

 ■July 12, 2012. LV Soyuz rollout to the launch pad
http://www.energia.ru/en/iss/iss32/photo_07-12.html

 【関連記事】
星出彰彦宇宙飛行士ら、バイコヌール宇宙基地に到着
第31次長期滞在クルー、無事帰還
星出彰彦宇宙飛行士のISS長期滞在、打ち上げは7月15日
ソユーズTMA-04M、打ち上げ成功
ソユーズTMA-04M、発射台へ

関連記事