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エリクソン、人体通信技術「Connected Me」を発表
grafi 曰く、 エリクソンは、人体を通じてデジタルデータを伝送する人体通信技術「Connected Me」を発表した(エリクソン・ジャパンのプレスリリース、Connected Me、WirelessWire Newsの記事、ITproの記事)。
Connected Meは容量性カップリングを用いて人体をデバイスに接続し、通信用のケーブルとして使用する。たとえば接続用のプレートを搭載したスマートフォンを片手で持ち、もう一方の手でプリンター側のプレートに触れることで、スマートフォン内の画像を印刷できる。すでにCESやMWCなどでデモを実施しており、6~10Mbpsの通信速度を実現している。将来的には20~40Mbpsが達成可能な範囲だという。伝送に使用する電力レベルは低く、WHOの標準に準拠しているため、人体への危険はないとのことだ。
このほか、Connected Meの応用例として、動画や音楽、Webページへのリンクなどの送受信、パスコードを使用したドアの開閉などが開発されており、人体埋め込み型の医療機器への応用も考えられる。また、人体に直接触れない限り盗聴は不可能であるため、安全な通信方法としても使えるという。
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