Microsoft、タブレット戦略でPCメーカーとの決別の道を選ぶのか?

2012年6月22日 20:43

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Microsoftの「Windows 8タブレットを自社製造する」という計画は、長年同盟を組んできたDell、Hewlett-Packard、レノボ、エイサーといった企業との決別を意味するかもしれない(InfoWorld本家/.)。

 MicrosoftのCEOであるスティーブ・バルマー氏は、この秋リリースされることになっているWindows 8タブレット「Surface」で「我々はすべてを設計・制御し、自分自身で製造する」と宣言した。Appleはソフトウェアとハードウェアを一貫して製造開発しているが、この方式をそのまま取り入れた形だ。

 現在、Appleは成長している唯一のPCメーカーとなっている。iPhoneで携帯電話を「再発明」し、iPadでタブレット市場を作成した。成長の理由はプラットフォーム完全に制御していることだ。Microsoftは「ポストPC」の時代が始まっているのを知り、その時代に適合するには人頼みにできないことを学んだのかもしれない。

 この話は国内でも話題になっており、『Microsoft「Surface」がPCメーカーに与えた衝撃』(PC Watch)、『PCメーカーの怒りを買うハードウェア事業を展開へ』(JBPRESS)、『露と消えた日本メーカーの希望』(THE WALL STREET JOURNAL)といったように取り上げられている。

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