Red Hat、MSが推進するセキュアブート対策のためMSに99ドルを支払ってキーコードを購入する案を発表

2012年6月8日 16:07

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 Microsoftは、「Windows 8認証ハードウェア」にUEFIベースのセキュアブート機能を実装するよう働きかけてきた。これが実現するとハードウェアをブートするためにはキーコードが必要となり、Linuxのブートができなくなってしまう(/.J過去記事:Windows 8のプリインストールマシンで他のOSがブートできない可能性)。

 Red HatのTim Burke氏はこれを解決するため、Fedoraにおける新たな解決策を明らかにした。それは、「MicrosoftからFedoraの起動を可能にするキーコードを購入する」というものだ。キーコードを購入するためのコストは99ドルで、Microsoft経由でVeriSignにと支払われる。Tim Burkeは、「何人かの陰謀論者は、『Microsftからキーコードを買う』というRed Hatの考えに苛立ちを覚えるだろう。私もこのモデルが快適ではなかったら支持しなかった」としている(Red HatのリリースMuktware記事本家/.記事)。

 Windows 8セキュアブートが有効になったハードウェアを購入せず自作すればいいといった意見もあるが、本家記事は「個人でFedora Linuxをカスタマイズできるような人であれば、セキュアブートのライセンスはたった99ドルを支払うだけで取得できる。セキュアブートが本当にセキュアなものであるかは疑問の余地がある」と、セキュリティに対する懸念を主張している。

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