GPLライセンスの法令遵守に取り組むSFC、ターゲットはハードメーカー

2012年6月6日 07:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 オープンソースソフトウェアプロジェクトの推進と保護を行うThe Software Freedom Conservancy(SFC)が、フリーソフトウェアライセンスの法令遵守に対して組織的に取り組む新たなプロジェクトを立ち上げた(SFCリリースマイコミジャーナルSourceForge.JP Magazine本家/.)。

 Infoworldの記事に新プロジェクトの意図が解説されている。これはハードウェアメーカーをターゲットとする取り組みだという。ハードウェアメーカーは数セントのコストを削減するために、ファームウェアなどのリソースをオープンソースに求める傾向があるが、それがGPL違反につながることが多い(Infoworld)。

 オープンソースコミュニティは、改良されたコードを寄付によって成り立っているが、こうしたハードウェアメーカーはソースを公開せず、オープンソースコミュニティに貢献していない。こうした事態は以前から懸念されていたが、SFCはこの問題に十分な対処ができていなかった。

 SFCは新たにSambaおよびLinuxカーネル開発者ともライセンス遵守に向けた支援を行うことにより、すべての開発者やユーザーなどのに対してライセンス違反を無くすための取り組みを強化するという。

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