京セラ、国内初PHSと3Gのデュアル通信方式に対応したAndroidスマホを発表

2012年5月29日 16:56

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PHSと3Gの2種類の通信方式に対応した国内初のAndroid搭載スマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」(画像:京セラ)

PHSと3Gの2種類の通信方式に対応した国内初のAndroid搭載スマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」(画像:京セラ)[写真拡大]

 京セラは29日、長年培ってきた通信開発技術を活用してPHSと3Gの2種類の通信方式に対応した国内初のウィルコム向けAndroid搭載スマートフォン「DIGNO DUAL(ディグノ デュアル) WX04K」を製品化したと発表した。なお、同製品は、ウィルコムの新しい料金サービスに対応した京セラのスマートフォンブランド「DIGNO」の新製品で、ウィルコムより本日発表された新ラインアップの機種。

 「DIGNO DUAL」は、音声通話はクリアな音質のPHSを利用し、データ通信は下り最大21Mbpsの高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」が特長の3Gに対応している。3Gの音声通話にも対応しているため、全国の主要高速道路、地下鉄の駅構内や地下街などでも通信エリアを気にすることなく使用できる。

 また、高速処理を実現し、複数の情報処理を同時に行なえる1.2GHzデュアルコアCPUを搭載。音楽を聴きながらブログをチェックするなど、複数のアプリやブラウザを同時に使用しても快適な操作が可能となっている。そのほか、ワンセグやハイビジョン動画撮影、赤外線通信にも対応している。

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