ソニー、スマホを充電できるポータブルUSB電源に手回し充電機能を追加

2012年5月15日 18:41

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手回し充電対応ポータブルUSB電源「CP-A2LAKS」(画像:ソニー)

手回し充電対応ポータブルUSB電源「CP-A2LAKS」(画像:ソニー)[写真拡大]

 ソニーは15日、スマートフォンなどを充電できるポータブルUSB電源に、新たに“手回し充電機能”を追加した「CP-A2LAKS」を発売すると発表した。同時に、スマートフォンなどを従来よりも素早く充電できるポータブルUSB電源2機種、繰り返し使える充電式ニッケル水素電池3機種、購入しやすい価格を実現した充電器セット6機種、計12機種の新「サイクルエナジー」シリーズを発売する。発売日は6月20日。

 2010年4月より発売している「サイクルエナジー」シリーズのポータブルUSB電源は、コンセントからの充電後、コンパクトで軽量なUSB出力部分だけを取り外して持ち運べる手軽さや、スマートフォンを約2回満充電できる高容量な点などにおいて好評を得ていた。今回の新商品「CP-A2LAKS」は、従来のコンセントからの充電に加え、屋外や停電時でも充電できる“手回し充電機能”を追加。同機能を使うと、約3分間の手回し充電によりスマートフォンで約1分間通話するために必要な容量を充電でき、約5分間回すと約1分間のウェブブラウジングが可能となる。

 また、本機の電池容量である4,000mAhは、スマートフォンを約2回分満充電することができ、外出や電池切れの予備電源として使用することができる。さらに、従来モデル(「CP-A2LS」)よりもUSB出力値を向上させたことで、スマートフォンなどの充電に要する時間を短縮した。例えば、従来モデル(USB出力:最大1A)を使った場合、スマートフォンの充電に約310分を要したが、本機では出力が最大1.5Aに向上したため、充電時間は「約130分」となり、約180分(約58%)短縮できることになる。

 そのほか、“USB出力部”にUSB端子を2つ設置したことで、スマートフォン等を2台同時に充電できるようになった。また、本機は約500回繰り返し使用が可能。通常の充電モードに加え、充電する際にUSB認証を必要とする一部の機器にも対応できる充電モードも搭載している。

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