大林組、宇宙エレベーター構想を公表

2012年2月23日 10:20

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記事提供元:スラド

 m.sakkanen, gf1e, danceman ら曰く、

 大手総合建設会社である大林組が高度 96,000 km に達する宇宙エレベーターを 2050 年までに供用開始とする工程付きで構想を発表した。本家 /. 記事でも話題になっている (大林組のプレスリリースYOMIURIN ONLINE の記事建設通信新聞の公式記事ブログより) 。

 カーボンナノチューブ製のケーブルを使用し、ケーブルにはたらく重力と遠心力のバランスによってピンと張った状態を保つ。宇宙エレベーターの発着点であるアース・ポートは海に浮かぶ基地となり、総延床面積は 27 万㎡、高度 36,000 km 上の宇宙空間に静止軌道ステーション (1 万 3200 ㎥) を建設し、50 人が滞在できるようにするという。

 2025 年からアース・ポートの建設に着手とあるが、果して実現できるだろうか。

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