マイクロソフトは Office を iOS に移植すべき?

2012年2月22日 12:20

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記事提供元:スラド

 capra 曰く、

 本家 /. 記事「Should Microsoft Put Office On the iPad?」より。

 マイクロソフトは Windows 8 向けにタッチパネル対応の Office を開発しているらしいが、いっそ Office を iPad に移植するのはどうだろうか? iPad 用 Office をリリースすれば、マイクロソフトが何にこれから注力していくのかを明確に発信することができると Geek Wire の記事で Todd Bishop 氏は言う。例えばタブレット用 Office を Windows 端末に限定することによって希少価値を高めらることもできるかもしれないが、これは同時にリスクを抱えることにもなるため得策ではないと。

 また、Patrick Rhon 氏のブログ Minimal Mac の記事では、iPad の勢いが家庭用だけでなくオフィスへも広がっていくことは Office 系アプリケーションメーカーが Microsoft に打ち勝つチャンスを得るということでもあるといい、そして Office 製品が iOS や Android に展開していかないということは単に「対応アプリケーションを提供していない」以上の大きな問題を内包していると指摘している。Rhone 氏曰く、Microsoft の最大の過ちは「自分たちがいなければ仕事や、ひいては何もが進まない」というイメージが虚構であることを世界に見せつけてしまったことにあるとのこと。そしてこれが結局自分たちの首を絞めることになるのだと。

 また、Business Insider の記事 (あるいはこちらの記事) にもあるように、エクセルから脱せられない人々がいつまでもいることや、Google Apps の機能が期待する程向上していない状況、また縮小し続ける Windows 市場に対し成長を続ける Office 関連市場を考慮すると、全てのプラットフォームに移植することにこそ意味があるとしている。

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