Googleの経営陣、違法な広告掲載を容認していた

2012年1月29日 15:09

印刷

記事提供元:スラド

danceman 曰く、 Googleは昨年8月、処方薬を米国へ違法に輸出販売するカナダの薬局の広告を掲載した件に関して、司法省に5億ドルの罰金を支払うことで合意したが、違法な広告掲載について経営陣が容認していたことが疑われている(PCMag.comの記事WSJ.comの記事本家/.)。

違法広告の掲載について証拠を固めるため、連邦検察官は詐欺で服役中のDavid Whitaker氏の協力を得てGoogleに対するおとり捜査を行った。Whitaker氏は以前、メキシコからGoogleの広告を通じてステロイドやヒト成長ホルモンを販売しており、Googleの広告申し込みシステムを使用せずに広告担当の重役と直接交渉できたとのこと。「処方箋不要」の文言を入れることも許可されたという。捜査を指揮した検察官によれば、違法広告の掲載についてラリー・ペイジCEOが知っていたことを示す証拠があるそうだ。また、当時Googleの重役だった現Facebook COOのシェリル・サンドバーグ氏も知っていたとみられている。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | 日記 | 法廷 | Google | 広告 | idle | お金

 関連ストーリー:
Facebook、Twitter、Myspace から Google へメッセージ「Don't be evil」 2012年01月26日
Google、広告過多サイトに対する検索アルゴリズムを修正 2012年01月25日
Google、広告の表示理由を確認できるようにリンクを追加 2011年11月03日
ロゼッタストーン社、AdWords による商標権侵害で Google を提訴 2009年07月15日
Google広告にウイルスサイト 2007年04月28日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事