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「銅線泥棒」のやる気を削ぐケーブルが登場、導線に鉄を使用
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
銅の価格高騰により、電柱を切り倒すなどして電線を盗む「銅線泥棒」が世界中で後を断たない。また米企業は年間で 6000 万ドルにも及ぶ被害を被っているとの調査結果も出ており、盗難被害が広がるなか「銅線泥棒」対策が急がれる状況となっている。だがなんと、この問題を解決できるケーブルがあるのだという (本家 /. 記事、PC World の記事より) 。
従来のケーブルは導体に銅が使用されているのに対し、「GroundSmart Copper Clad Steel」の場合は中芯導体の材料に鉄を使用しており、中芯を覆う部分にだけに銅を使用しているのだそうだ。電導性を維持しながらも、銅の比重を格段に減らすことでスクラップ価値を下げ、泥棒を働く気を起こさせないケーブルとなっている。
このケーブルの他にも、銅線にシリアルナンバーを刻印して盗まれたケーブルを追跡できるようにしたり、紫外線をあてると発光する液体が泥棒につくようにするなど、技術的な解決方法で盗難防止を目指したケーブルがいくつか登場している。
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