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スウェーデン公式実験 Twitter アカウント、一般人を 1 週間交代で起用
ある Anonymous Coward 曰く、
スウェーデンはその公式 Twitter アカウントに 1 週間交代で一般の市民を起用するという試みを実施しているそうだ (BBC News の記事、本家 /. 記事より) 。
スウェーデン大使館とプロモーション機関 Visit Sweden が立ち上げた「世界で最も民主的な Twitter 実験」というこのプロジェクトでは、一般市民が毎日の生活や考えている事、自分の地元などについてフォロワーたちと共有している。今のところ一番人気だったのは 21 歳の羊農家。学生かつ DJ という顔も持つ彼の下記のようなつぶやきには多くのファンが生まれた模様。
羊農家って大変な仕事だ (例えばふかふかの子羊を 1 日中抱っこしたりね)。
来週の授業のプレゼンを準備中。農家と学業の兼業は一筋縄ではいかないものだ。
4 人の姪と甥と遊んでる。2 時間たって僕からの音沙汰がなかったら救急車を呼んでくれ。
そうなんだ、ときどき羊になりたくなるよ!
自分ちの羊を食べて、赤ワインを飲む。至福の時だね。 Visit Sweden ロンドン支部の Malin Nyberg 氏曰く「つぶやいてる彼らは『スウェーデンっていいよ!』とかそのようなメッセージを送っているのではなく、世界中の人々と会話を交わしている。実に素晴らしい」成果であるとのことで、去年 12 月には 8,000 人だった @sweden のフォロワーはあっという間に 17,000 人に達したとのこと。
彼らのつぶやきは検閲されておらず、ポジティブなことばかり発信している訳ではないためこの試みは正に「民主的な実験」であると言えるとのこと。中にはスウェーデンの福祉システムやその他現状に対する批判もつぶやかれているが、Nyberg 氏は心配していないという。「スウェーデンに住む多様な人々をありのままに表しており、つぶやきを読む人たちはスウェーデンに対してもっと興味や好奇心を持ってくれるだろう。物事が予想通りではない時、人々は不思議に思いもっと知りたくなるものだ」と。
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