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中国のSNSは「検閲付きのパラレルワールド」
eggy 曰く、 中国では、FacebookやTwitterといった世界的に認知された人気SNSを模倣したサービスが増えており、あたかもオンライン上にもう1つの「相似する宇宙」があるかのごとくとなっている。だが、こうした中国のSMSは利用者数は増大しているものの、いずれも中国共産党の検閲から免れることはない(本家/.、The Diplpmat記事)。
FacebookやTwitter、Youtubeはいずれも中国進出を阻まれた。だがその代わりに、中国のネット検閲に従順に従う国内企業によりFacebook的機能をもつRenren、中国版Twitterとでも呼ぶべきSina Weibo、YouTube的動画共有サイトのYouku.com、Wikipediaの機能を真似たBaikeなどが次々に誕生した。これら国内のインターネットサービスは、自動またはマニュアルによる監視及び検閲メカニズムを使用することで、中国共産党を中傷するユーザーからの投稿を削除したり、アカウントを無効にすることが義務付けられているという。
China Media Bulletinが7月に行った調査によれば、中国の著名な弁護士や活動家、ジャーナリストなど7名をSina Weiboで検索したところ、「法律及び政策に基づき、検索結果の一部はここでは表示されません」との表示が出るだけで、検索結果は完全に遮断されてしまっていたとのこと。
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