無料通話・無料メールアプリ「LINE」、公開から6ヶ月で1,000万ダウンロード達成

2011年12月28日 11:34

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無料通話・無料メールアプリ「LINE」の累計ダウンロード数の推移(画像:ネイバージャパン)

無料通話・無料メールアプリ「LINE」の累計ダウンロード数の推移(画像:ネイバージャパン)[写真拡大]

 ネイバージャパンは27日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」の累計ダウンロード数(iPhone/Androidアプリ総計)が、サービス公開から約6ヵ月となる12月25日時点で、1,000万件を達成したと発表した。

 LINEは、ユーザー同士であれば国内・海外、通信キャリアを問わず、無料で音声通話・メールが楽しめるスマートフォンアプリ。今年6月23日のサービス開始以来、国内のみならず中東・東アジア地域を中心に世界200カ国で利用されている。10月4日に音声通話機能を開始して以降、ダウンロードのペースが加速。サービス公開4ヵ月半となる11月8日時点で累計500万ダウンロードを達成した。

 その後、日本全国を対象に、タレント・女優・アーティストとして幅広く活躍する国民的人気タレントのベッキーさんを起用したTVCMを開始。CMプロモーション開始以降、さらにダウンロード数の伸びが加速し、現在、1週間に約100万ダウンロードのペースで利用者が増加している。

 また、12月18日から19日にかけてサーバ障害による緊急サービスメンテナンスを実施したが、サービス再開後もダウンロードのペースは衰えることなく増加を続けており、今回、サービス公開からわずか6ヶ月で1,000万ダウンロードを突破した。

 ネイバージャパン事業戦略室の舛田淳 室長は、「LINEは、多くのユーザーの皆様からご支持をいただいたおかげで、日本国内でのスマートフォンモバイルメッセンジャーサービスとしてはNo.1といえる規模まで成長することができた。登録ユーザーは、日本国内が約40%、香港・台湾・シンガポールなど東アジア地域を中心とした海外が約60%という国別シェアになっており、PC・フィーチャーフォンからスマートフォンへのパラダイムシフトが起きている中、スマートフォンにおけるコミュニケーションアプリの新たなスタンダードとして、世界各国で受け入れられ始めている。また、メールや通話といった基本的なコミュニケーションを担うサービスであるため、全ユーザーの約90%がアクティブユーザー(1ヶ月に1回以上アプリを起動したユニークユーザー割合)となっており、親しい友人や家族とのコミュニケーションに積極的にご利用いただいている。なお、1,000万ユーザーを達成するのに要した期間を世界の主要SNSと比較すると、海外ではFacebookで約28ヶ月(852日間)・Twitterで約26ヶ月(780日間)、国内ではmixiで約39ヶ月・GREEで約61ヶ月・mobageで約26ヶ月となっており、現在LINEではこれらのサービスよりも圧倒的に速い6ヶ月というペースで成長できており、手ごたえを感じている。2012年は日本とアジアを中心に1億ユーザーの獲得を目指し、アジア諸国でのマーケティング展開も段階的に進めていく予定」とコメントしている。

 ネイバージャパンは、2012年1月には、好評を博している音声通話機能の品質向上に加え、ビデオ通話機能・PCクライアント版・スマートタブレット版の公開も予定しており、さらなる利用者の拡大を目指していくという。

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