プログラムエラーが量産される時期は10~11月?

2011年12月22日 18:56

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記事提供元:スラド

cheez 曰く、 不具合の多いコードが最も書かれるのは、1年を通じていつ頃なのだろうか?アプリケーションテスト企業Veracodeにてマーケティングディレクターを務めるFergal Glynn氏は、同社がテストする何千というアプリケーションのコードからこれを導き出したそうだ(Threatpost本家/.)。

 対象としたのはコードが書かれてからチェックされるまでの期間が短いと思われるアルファ版やベータ版といった開発初期段階のコード。これらのコードは原則的にコード記述とチェックが同月内に行われていると考えられ、不具合の発生時期を把握するのに適しているとのこと。

 まず平均値および中央値を算出するためにVeracodeがここ数年で精査したベータ版のアプリケーションを数千件分析し、実行可能コード1MBあたりの欠陥密度の平均が24件、中央値は3件であることを導き出したとのこと。

 その後、過去24ヶ月に渡り同社の精査プロセスにて発見された不具合の数を分析したところ、1~9月にかけての欠陥密度は平均的であったが、10~11月にかけては平均を大きく超えることが明らかになった。

 この時期には締め切りが多いのか、仕事量が多いのか、感謝祭といったイベント事で集中力を欠いているのか、はたまた私生活が忙しいのか、不具合が量産される理由は分からないとのこと。

 日本に限った場合の不具合量産時期も知りたいところだ。

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