インド、不快感を与えるコンテンツのスクリーニングをソーシャルメディアに要請

2011年12月10日 14:52

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 インドの通信・情報技術省が、同国内でソーシャルネットワークを検閲する可能性が指摘されている(Reutersの記事The New York Timesの記事The Diplomatの記事インド新聞の記事本家/.)。

Kapil Sibal通信・情報技術相は、FacebookやGoogle、Yahoo、Microsoft Mondayに対し、不快感を与えるコンテンツのスクリーニングを要請したことを明らかにした。ただし、各社との合意は得られなかったとのこと。Sibal氏は検閲を進めるつもりはないとしつつ、激しい宗教間対立の歴史を持つインドでは、ソーシャルメディア上の発言や画像により緊張が高まる危険性があると述べている。また、インターネット上には誰もが気分を害されるような内容のものがあるとし、政府はソーシャルメディア企業に対し、どこの国で作られたのかに関わらず、好ましくないコンテンツをすぐに削除する方法を開発するように依頼したという。

Sibal氏はこうした要求は検閲ではないと主張しているが、「中国ネット検閲の軌跡に近づく危険な一歩である」とする評論家の声もあがっている。

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