海外でも携帯ゲームの「高額課金アイテム」が問題に

2011年11月4日 17:01

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 アップルアプリストアのiPhoneゲームアプリで最も儲かっている上位15ゲームのうち10ゲームは「無料」であるものの、アプリ内課金システムで高額アイテムをユーザーに購入させるなどして儲けている。ZDNet記事ではこれを「詐欺」であるとし、アップルに対して悪徳アプリからユーザーを保護するよう訴えている(本家/.記事)。

 たとえば、無料アプリ「Pet Hotel」で最も購入の多かった上位10アイテム内には、1個あたり19ドルもする高額アイテムが2つもランクインされている。また、Tiny Zoo Friendsでは29.99ドルのアイテムが6位に、CityVille Hometownでは69.99ドルもするアイテムが9位に、そしてSmurfs' Villageではなんと99.99ドルもする超高額アイテムが5位にランクインしている。

 先の記事では「アプリ内課金を使って超高額アイテムをユーザーに購入させようとするアプリは、アプリ内課金のシステムをきちんと理解できていない『子供』を狙っている」と主張。Tap Zooという無料アプリ内で8歳児が1500豪ドル分ものアイテムを購入してしまったという事例もある。Appleはそろそろ悪徳アプリを取り締まる必要があるだろう。

 なお、iOSではペアレンタルコントロール機能を利用することで、ゲーム内課金機能を停止できる。「子供」が使うiPhoneでは有効にしておくと良いだろう。

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