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Ubuntu は今後も Unity 推し
ある Anonymous Coward 曰く、
Ubuntu のデスクトップインタフェース Unity は今後スマートフォンやタブレット端末への展開が計画されている。このインタフェースに対し長年の Ubuntu ユーザから批判の声があることは Ubuntu の創始者である Mark Shuttleworth 氏も重々承知しているようだが、パワーユーザも満足できる Unity を目指し開発を続けて行くことを強調したそうだ (Datamation の記事、本家 /. 記事より) 。
米フロリダ州で開催されている Ubuntu Developer Summit (UDS) の基調講演にて Shuttleworth 氏は「パワーユーザが Unity を好んでおらず、ユーザビリティや使いやすさにも関心がないと言われているが、そんなことはないと思う」と話したそうだ。同氏曰く、パワーユーザはきちんと動くことは勿論、目的が成し遂げられれることに重点を置いており、Ubuntu はこういった層のニーズにも応じられるユーザビリティの向上に注力し続けていくとのこと。ただしこの層の一部について「非常に洗練されたインタフェースを好まない『cool すぎる』層については何もしてあげられることはない」とも述べ、Unity に批判的なパワーユーザに対して「幸運にも Ubuntu には多様なオプションが用意されている」と「嫌なら使わなくても良い」とも取れるような発言をしたそうで、本家 /. で話題となっている。
とはいえ、Ubuntu はこれらのパワーユーザを切り捨てるつもりはなく、今後パワーユーザにとってもユーザビリティと使いやすさを追求したインタフェイスを提供していきたいと強調したとのこと。さらにユーザビリティテストに Linus Torvalds 氏に参加してもらえたらといった希望も口にしたとのことである。
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