名古屋工業大学、押すだけで歩く受動歩行ロボットを開発

2011年10月28日 10:30

印刷

記事提供元:スラド

 capra 曰く、

 名古屋工業大学がモーターなどを使わずに 2 足歩行する受動歩行ロボットを開発したそうだ (SanoLab@NIT本家 /. 記事より) 。

 モーターや制御は全く使用しておらず、下り坂であれば位置エネルギーだけを利用して進むことができるという。平地であれば後ろから推すことで歩行可能とのこと。素材はアルミでできており、大腿部・下腿部・足首のパーツから成るという。昨年の実験では 13 時間の連続歩行に成功し、10 万歩で 15 km 歩いたこの連続歩行記録はギネスにも認定されたとのこと。

 現在システムインスツルメンツ社と共に試作を行っているとのことで、歩行の原理を応用した運動器具や要介護者の歩行補助危惧など今後 1 〜 2 年内にも実用化を予定しているとのことだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | mainpage | ロボット

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事