フレンドリーすぎるSiri、パスコードロックされていても他人が操作可能

2011年10月22日 15:01

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記事提供元:スラド

iPhone 4Sのユーザーフレンドリーな新機能「Siri」だが、デフォルトではパスコードロックされていても音声操作を受け付けるため、他人でも電子メールやテキストメッセージの送信などを実行可能だという(Naked Securityの記事msnbc.comの記事ITmediaの記事)。

iPhone 4Sを含めて、多くの携帯電話では持ち主以外が勝手に操作できないように、パスコードロックの機能が搭載されている。しかし、Siriが有効になっていると、パスコードロックされた状態でもボタンを押せば音声操作が可能なため、持ち主以外でもiPhone 4Sが操作できてしまう。msnbc.comの調査によると、連絡先の検索や連絡先データの取得、国際電話を含む音声通話の発信、アラームのオン/オフなども可能だったとのこと。ただし、通話履歴の照会など、パスコードロック状態では実行できない操作もあったという。パスコードロックを解除するように指示したところ、Siriは「I'm sorry, I can't do that.」と答えたそうだ。ちなみに、「設定」→「一般」→「パスコードロック」でSiriのオプションをオフにすれば、パスコードロック状態ではSiriが動作しないように設定できるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティ | mainpage | アップル | iPhone

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