ソユーズ有人宇宙船の飛行再開は11月14日、NASAが合意

2011年10月20日 11:00

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)は10月19日、国際宇宙ステーション(ISS)の第30次長期滞在クルーを乗せたソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-22)の飛行再開について、ロシア連邦宇宙局と合意したと発表した。

 発表によると、第30次長期滞在クルーのダニエル・バーバンク宇宙飛行士、アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士、アナトリー・イヴァニシン宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズTMA-22の打ち上げ日時は、バイコヌール時間11月14日10時14分(日本時間13時14分)に設定されたという。

 ソユーズTMA-22の打ち上げは元々9月22日に予定されていたが、8月24日にプログレス補給船(44P=M-12M)の打ち上げ失敗を受け、延期が続いていた。

 プログレス補給船(44P)の打ち上げ失敗原因について、ロシア連邦宇宙局は製造上で発生した問題で、ソユーズUロケットの3段目エンジン「RD-0110」でコンタミが発生し、ガスジェネレータの燃料流量減少につながり、緊急自動停止に至ったと説明している。現在、対策として、各製造段階で追加検査を行い、最終組立段階ではビデオモニタを用いた判定などを行っているという。

 飛行再開について、NASAのビル・ゲルステンマイアー氏(Bill Gerstenmaier)氏は「NASAはパートナーであるロシア側が故障の原因を特定したことを確信しており、正常に飛行再開できると認識しています」と述べている。

 写真=NASA。

 ■NASA Television to Air Next Space Station Crew Rotation
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2011/oct/M11-215_ISS_Crew_Rotation.html

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