今度はドイツの人工衛星が今月 20〜25 日に地球へ再突入

2011年10月13日 10:00

印刷

記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 運用を終えて制御不能状態のドイツの X 線観測衛星「ROSAT」が今月 20 〜 25 日に落下するそうだ (スポーツ報知の記事より) 。

 ROSAT は 1990 年に打ち上げられた人工衛星で、1999 年まで 8 年超のあいだ運用された。構造にセラミックやガラスが多く利用されていることから再突入の間に燃え尽きそうにないとのこと。部品は最大で約 30 個、重さは合計 1.6 トンで、先月末に落下した UARS よりも規模が大きい (/.J 記事) 。落下場所は現時点では南北緯度 53 度の範囲とのことで日本も含まれるという。

 ドイツ航空センターによる計算によれば、地上の人に部品が当たり負傷させる確率は 1/2000。ちなみに UARS 落下時は 1/3200 だった。

 スラッシュドットのコメントを読む | mainpage | サイエンス | 宇宙

 関連ストーリー:
NASA、UARS の落下は南太平洋上と発表 2011年10月03日
米人工衛星が9月下旬〜10月上旬頃に地球へ再突入 2011年09月12日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事