iPhoneのDockコネクタはジョブズが尊敬していたランド氏作のカメラ「SX-70」へのオマージュ？

capra 曰く、　iPhoneやiPadのアクセサリ接続部であるDockコネクタはポラロイドの名機「SX-70」へのオマージュなのではないかとの記事が本家/.にて紹介されている。

　ポラロイド社から1972年に発売された折りたたみ式カメラ「SX-70」には外部ストロボを接続することができるが、この接続部がiPhone等に搭載されているDockコネクタに非常によく似ているのだという。元ネタであるブログ（Oynk）に掲載されている写真を見て頂ければ分かるが、特にカメラを折り畳んだ状態ではそっくりといっても過言ではなく、幅もほぼ同じであるためiPhoneのコネクタの先がそのまま少し挿入できるほどだ。

　単なる偶然とも考えられるが、ジョブズ氏はポラロイドカメラの発明者でありSX-70などのカメラを設計した、ポラロイド社創立者であるエドウィン・ハーバード・ランド氏を「国宝」と呼ぶほど尊敬していたそうだ。ランド氏もカメラの細部に至るまで非常にこだわった完璧主義者であり、ジョブズ氏は彼の手腕を「芸術と科学とビジネスを融合させ、それを反映させた組織を作り上げた」と表現し自らを重ねていたという（The New York Timesのブログ記事）。

　元記事はあくまで推測でしかなくジョブズ氏亡き今となっては知る術も無くなってしまったのかもしれないが、真実はいかに。

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