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ハイテク教室、学習効果ゼロ?
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
近年、米国では生徒 1 人にラップトップ 1 台といったハイテクプログラムの導入に躍起になっている学校が増えている中、こういったハイテク教室に学習効果が認められないことが分かったそうだ (The New York Times の記事、本家 /. 記事より) 。
アリゾナ州 Kyrene 学区では、生徒達が各自のペースに合わせて学習を進めることができるほか、現代の経済活動に必要とされるスキルを教育することができるとの期待から、2005 年からおよそ 3300 万ドルの資金を投じて教室にラップトップやソフトウェア、大型インタラクティブディスプレイを導入してきた。だが高まる期待と裏腹に、アリゾナ州全体では生徒達の成績が伸びているにもかかわらず、Kyrene 学区のスコアは伸び悩んでいるとのこと。
学校が数学や読解、作文といった基礎学習を代償に、明確な根拠がないまま、テクノロジーや過度に強調されたデジタルスキルに盲信的になっているとの批判が出てきている。一方で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の元エグゼクティブディレクター Tom Vander Ark 氏のように「データが弱い。説得力のないデータを押し付けられては何ともいえない」、結果に関しては「辛抱強く待つか黙っているべき」とする意見もある。
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2011年09月06日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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