日本レコード協会、YouTube からのダウンロード支援サイトを提訴

2011年8月24日 12:00

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記事提供元:スラド

  hylom 曰く、

 日本レコード協会 (RIAJ) が、YouTube にアップロードされている動画を PC にダウンロードさせるサービスを提供するサイト「TubeFire」を運営するミュージックゲートを提訴した (RIAJ のプレスリリースより) 。

 プレスリリースによると、問題となっている点は下記のとおり。

 株式会社ミュージックゲートは、YouTube にアップロードされている動画などを、ユーザーが自らのパソコンなどにダウンロードすることを可能とするサービスを提供しているサイト「TubeFire」の運営を 2007 年から開始しました。このサービスを提供する際、同社が管理するサーバーに当協会会員レコード会社等が権利を有する動画などのファイルを権利者の許諾を得ることなく複製して保存し送信可能な状態としており、公衆送信権 (送信可能化権) および複製権を侵害したものとして今回の訴訟に至りました。

 RIAJ の主張は、YouTube で配信されている動画が TubeFire のサーバーに保存されて配信された、というもので、損害賠償約 2 億 3 千万円を求めているという。

 現在 TubeFire のサイトには接続できない状態だが、Googleキャッシュによると、YouTube で配信されている動画を別の形式に変換してダウンロード可能にするというもので、この変換作業のために YouTube の動画をサーバーにダウンロードして保存しているのが問題とされたようだ。

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