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女性がIT分野に帰ってくる
cheez 曰く、
男性中心のイメージがあるIT業界だが、1987年の米国ではソフトウェア開発者の42%、システムアナリストの34%が女性だったとのこと。その後、女性の占める割合は減っていったが、近年になって再び増加が見込まれるそうだ(Fog Creekのブログ記事、本家/.)。
コンピューター時代が始まった1960年代には他の技術系専門職と異なり、コンピューター関連の職種では男性がまだ支配的立場を確立していなかった。求人も多かったため、そこに女性が集まり始めたのだという。実際のところ1960年代中頃には、コンピュータープログラミングは女性の仕事とみられていた。以降およそ20年間、米国でコンピューターサイエンスを専攻する女性の割合は増加していったが、1984年に37%でピークを迎えて以降は減少傾向が続き、2006年には20%にまで落ち込んだという。その一方で物理学以外の理数系科目を専攻する女性の割合は増加しており、コンピューターサイエンスから女性が離れて行った原因を一言で説明するのは難しい。パソコンを使うのは変わり者で、非社交的な男性のハッカー、というイメージが定着したことが一因ともいわれている。
しかし、ハーバード大学では、コンピューターサイエンス専攻の女性の割合が昨年度の13%から今年度は25%に増加しており、カーネギーメロン大学でも20%から25%に増加した。マサチューセッツ工科大学では過去3年間で28%の伸びを見せているという。増加の理由は明らかではないが、日常的にパソコンを使用する女性が増えたことや、経済危機により就職しやすい分野が好まれていることなどが考えられるという。
もうしばらくすれば彼女らは現場の仲間入りをするのであろう。元記事は米国事情についてだが、日本ではどうだろうか?/.Jerの所感を求む。
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