MS-DOS誕生から30年

2011年7月28日 17:55

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 MS-DOSが誕生したのが1981年7月27日だったとのことで、今年で30年が経ったことになる(本家/.)。

 正確にはマイクロソフトがシアトル・コンピュータ・プロダクツ(SCP)から86-DOS(QDOS:Quick and Dirty Operating System)の権利を2万5千ドルで買収したのが30年前ということだそうだ。この頃、Intel 8086および8080用のOSであったCP/M-86が開発されていたが、開発元のデジタルリサーチとIBM間での契約締結には至らず、結果マイクロソフトが86-DOSを買収しIBM PC用のOSを開発することとなった。86-DOSは元々Intel 8086プロセッサ用にたった2ヶ月(4ヶ月との説もある)で開発されていたそうで、バージョン0.1は1980年にリリースされていたとのこと。

 マイクロソフトはIBMにBASICなどの言語ツールなどを提供していたが、さらにOSも提供することとなり、その後の歩みは周知の通りであろう。たった30年、もう30年、まだ30年。/.J諸兄方は思うところも多いのではないだろうか。

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