富士フイルム、光学30倍ズーム搭載の「FinePix S4000」

　富士フイルムは27日、光学式30倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「FinePix S4000」を8月6日に発売すると発表した。価格はオープン。

　搭載レンズは、風景写真や室内での集合写真に適した広角24mmから、学芸会、運動会など屋外のスポーツシーンに威力を発揮する超望遠720mmまで対応。レンズ交換せずに幅広いシーンを撮影できる。またスーパーマクロ撮影では、花や小物などの被写体に2cmまで寄ってもクリアでピントの合った写真を撮ることができる。

　また、撮影をサポートする機能として、被写体に一度ピントを固定すれば、カメラが自動で追尾し被写体にピントを合わせ続ける「自動追尾オートフォーカス」、被写体にカメラを向けるだけで、撮影シーンを「人物」「風景」「夜景」「マクロ」「逆光&人物」「夜景&人物」の計6種類から自動で判断し、シーンに合った撮影条件を瞬時に設定する自動シーン認識機能「シーンぴったりナビ」などを搭載する。

　撮像素子は1/2.3型正方画素CCDで、有効画素数は1400万画素。ハイビジョン（HD）画質（1280×720ピクセル）での動画・静止画記録にも対応する。

　本体サイズは幅118.0mm×高さ80.9mm×奥行き99.8mmで、重量は540グラム。バッテリーとして、入手しやすい単3形乾電池（4本）を使用する。