米Microsoft、中国の検索サイト「百度」と提携

2011年7月6日 21:14

印刷

記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 米Microsoftは中国の検索エンジン「百度(バイドゥ)」との提携を発表した(Computerworld本家/.)。

 MicrosoftはBingの英語の検索結果を百度に提供するとのこと。契約金額などの詳細は公表されていない。

 検索市場の世界的なシェアはGoogleが91.07%、MicrosoftのBingが3.21%とGoogleの圧倒的な独占が確立している。ただしGoogleは中国からのサイバー攻撃を受けたとされる2010年の一連の事件を受け、中国市場からは撤退している。

 中国のインターネットユーザは4億8000人に上ると言われており、百度はその中国の検索市場で8割のシェアを占めているとのこと。MicrosoftとしてはGoogle不在の中国市場を拠点にシェアを伸ばす狙いなのであろう。

 スラッシュドットのコメントを読む | マイクロソフト

 関連ストーリー:
百度の文書共有サービス「Baiduライブラリ」が話題に 2011年02月01日
Facebookは中国のグレートファイヤーウォールを越えられるのか 2010年12月21日
Google、中国政府から「不良サイト」と認定される 2009年01月08日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事