前日本銀行総裁の白川方明氏がプロモントリーに入社

プレスリリース発表元企業:Promontory Financial Group

配信日時: 2013-10-11 13:56:00

前日本銀行総裁の白川方明氏がプロモントリーに入社

(東京)- (ビジネスワイヤ) -- 世界の金融サービス企業に対して、戦略、リスク管理規制コンプライアンス等に関するコンサルティングサービスを提供するプロモントリー・フィナンシャル・グループは、本年10月より前日本銀行総裁の白川方明氏が同社の上級顧問およびグローバル・アドバイザーに就任したと発表しました。

前日本銀行総裁の白川方明氏がプロモントリーの上級顧問およびグローバル・アドバイザーに就任(写真:ビジネスワイヤ) 前日本銀行総裁の白川方明氏がプロモントリーの上級顧問およびグローバル・アドバイザーに就任(写真:ビジネスワイヤ)

白川氏は、金融経済政策を担う指導者として世界的に高く評価されています。同氏は、40年に及ぶ中央銀行マン経歴の中で2008年4月から2013年3月まで日本銀行の総裁および政策委員会議長を務め、世界第3位の経済大国の金融政策を担う重責を果たしてきました。また、国際決済銀行の理事、後に理事会副議長も歴任しました。

プロモントリー創業者のユージーン・A・ラドウィグ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「白川氏は、真のパブリック・サーバントであると共に類稀な優れた経済学者であり、金融危機の渦中で世界経済を安定に導いた少数のリーダーの1人です。白川氏がプロモントリーへの入社を決断してくださったことを、光栄に思います。当社の顧客へのサービスについて、同氏の洞察と助言をいただければと思っています。同氏の加入によって、プロモントリーの使命  ―強靭な金融機関に向けて助言し、ひいては世界の金融システムの安定化に資するー が一層強化されることを期待しています。」

白川氏は、次のように述べています。「公共性の高い銀行およびその他金融機関をアドバイスするプロモントリーのメンバーになることを、うれしく思います。金融危機を乗り越えた今こそ、世界の金融機関の体力と安定性を持続的に向上させることに集中すべき時です。プロモントリーが率先してこうした課題に積極的に取り組むべく貢献したいと思います。」

白川氏は東京大学を卒業して経済学士号を取得し、1972年に日本銀行に入行しました。(1977年には、シカゴ大学の経済学修士号も取得)。入行後は米州担当のニューヨーク駐在参事、および国際資本市場担当の審議役等を歴任し、2002年から2006年まで日本銀行理事として、金融政策決定の枠組み作りを担当しました。

2006年から2年間京都大学大学院公共政策教育部教授を勤めた後に、日本銀行総裁に就任しました。現在は青山学院大学の国際政治経済学部特任教授およびグループ・オブ・サーティーのメンバーとして活躍中です。

プロモントリーについて

プロモントリー・フィナンシャル・グループは、金融リスク、規制、コンプライアンスにおける第一級の世界的専門企業です。当社は、世界各国の企業と政府に対して、複雑なリスクの管理と規制上の困難な問題の解決を助ける誠実で良質なサービスを提供しており、これにより顧客の能力を強化し、消費者にとって安全な金融制度を構築することを目指しています。ワシントンDCを本拠とするプロモントリーは、東京、アトランタ、ブリュッセル、デンバー、ドバイ、香港、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、シンガポール、シドニー、トロントにグローバルオフィス15カ所を有しています。プロモントリーは、2001年に元米国通貨監督官のユージーン・A・ラドウィグが設立しました。

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