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フライトソリューションズのフライト決済センターがNTTデータのインバウンド向け決済の新サービスに接続完了
■12月1日より自国通貨建て決済サービスの対応開始
フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は11月13日、自社で運営するクレジット決済センター(フライト決済センター)がNTTデータ(本社:東京都江東区)の多通貨決済サービス「CAFIS DCC」への接続を完了し、「PaymentMeister(ペイメント・マイスター)/Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」および「Incredist Trinity(インクレディスト・トリニティ)」でのサービス提供を12月1日から開始すると発表。
コロナ禍が落ち着き、日本に訪れる外国人旅行客の数は回復の一途をたどっている。2024年10月16日に観光庁が発表したインバウンド消費動向調査*1によると、2024年7月から9月期の訪日外国人旅行消費額は1兆9,480億円と推計され前年同期比で40%以上の増加を示した。
同時に訪日外国人旅行客が利用する決済手段のクレジットカード払いにおいて、海外発行のカードでは国際ブランドの複雑なネットワークを中継するためコストが増加し、カード会社の利益を圧迫する手数料赤字の問題が顕在化している。カード発行会社は、訪日外国人旅行客の利用が多い加盟店に手数料の値上げ交渉を余儀なくされるなど現場への影響が広がり、活況を呈するインバウンドの恩恵を受けにくい状況となっている。
こうした状況下で、同社は訪日外国人旅行客がカード決済をする際に「自国通貨建て」を選択できるDCC払いに注目した。通常のカード決済は、カード利用金額の請求時の為替レートで決済金額が確定するが、DCCによるカード決済では商品購入時の為替レートで金額を確定するため、その場で請求額を把握できる利用者の心理的安心感の高いサービスである。フライト決済センターも従前よりNTTデータの決済伝送サービス「CAFIS Global GEAR」*2を通して同サービスを提供してきた。
今回、フライト決済センターはNTTデータの多通貨決済サービス「CAFIS DCC」*3への接続を行い、同社のサービス提供を可能にした。「CAFIS DCC」は2013年からサービス提供しており、同社の日本最大級のキャッシュレス決済総合プラットフォームCAFISに接続している強みを生かし、複数のカード会社を通して5,000を超える加盟店へのサービス提供実績がある。多通貨決済サービスの導入により訪日外国人旅行客の購買体験の向上、そしてカード会社および加盟店の経済的負担の軽減とインバウンドを対象としたビジネスシーンの拡大に寄与する。
今後も同社はフライト決済センターのサービス拡充を行い、シームレスな決済サービスの提供でインバウンド需要に沸く加盟店を支援するとともに、国内におけるキャッシュレス決済の普及拡大に努めていくとしている。
*1出所:観光庁インバウンド消費動向調査(旧訪日外国人消費動向調査)2024年10月16日更新時 *2参考:CAFIS Global GEAR|NTTデータ-NTT DATA *3参考:CAFIS DCC|NTTデータ-NTT DATA
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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