スマホを持つ個人、初めて50%突破―総務省

2016年7月23日 21:44

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スマートフォンを保有する個人の割合が初めて50%を超えたことが、総務省の通信利用動向調査で明らかになった。

スマートフォンを保有する個人の割合が初めて50%を超えたことが、総務省の通信利用動向調査で明らかになった。[写真拡大]

 スマートフォンを保有する個人の割合が初めて50%を超えたことが、総務省の通信利用動向調査で明らかになった。調査時期は今年1~2月。

 個人の情報通信機器保有状況で、スマホの保有は前年から8.4ポイントアップの53.1%だった。スマホを除く携帯電話は0.5ポイント増の35.1%だった。

 ソーシャルネットワーク(SNS)の利用は、全体では前年から1.5ポイント増えて48.9%。13~19歳は64.6%、20~29歳は世代別で最高の72.1%だった。各世代とも伸びはほぼ頭打ちの中で、注目すべきは中高年。40~49歳が前年比3.8ポイント増の55.0%、50~59歳が同4.1ポイント増の40.6%となった。

 一方で、SNSを活用している企業は全体で前年比5.4ポイント増の23.4%。最も利用しているのはサービス業・その他で32.8%(前年比9.4ポイント増)、利用していないのは製造業の13.2%(同2.3ポイント増)だった。伸び率では、前年から6.9ポイント伸びた建設業が目立った。

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