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無意味な文字を羅列した高額書が国立国会図書館に納本される
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 「亞書」という謎の高額書籍シリーズがAmazonで販売されていることが先日話題になったが、この書籍78巻が国立国会図書館に納本され、規定に従い定価の一部等が支払われたと報じられている(朝日新聞)。
問題となっている本は、「亞書(あしょ)」(りすの書房)という書名で、A5サイズ480ページの中にギリシャ文字やローマ字などを無作為に打ち込んだだけのものだという。1冊当たり定価6万4800円(税込)で、全132巻(予定)の内112巻が発行済み、78巻までが納本された。同館では、規定に従い、定価の半分と送料を「代償金」として支払ったが、適正性を現在調査しているそうだ。
同社は2013年設立に設立され、男性(26)が1人で運営しているという。 取材に対しては、「パソコンでギリシャ文字を即興的に打ち込んだものなので意味はないです」「美術作品や工芸品という感じ」などと答えている。
なお、これに対し納本義務を悪用した詐欺行為ではないかという指摘も出ている。
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