労働者の「引き抜き禁止」協定を巡る訴訟、Apple、Googleなど4社が上訴

2014年9月10日 09:51

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2011年にApple、Google、Intel、Adobeの4社が従業員の引き抜きを互いに自粛していたとして裁判が起こされていたが(CNET Japan)、このたび4社は和解案を却下した裁判所の判断を取り消すよう求めて上訴した。

 この訴訟は2011年に従業員約6万4000人がApple、Google、Intel、Adobeを相手に起こしたもの。労働者側は4社が引き抜き自粛で共謀したと主張している(ReutersCNETThe Washington PostSlashdot)。

 9月の初めには、和解に向けての話し合いを再開したと原告被告双方が述べていた。CNETによれば、Apple、Google、Adobeにコメントを求めたが、回答は得られなかった。Intelは上訴したことを認めたが、それ以上のコメントはなかったとのこと。

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