中国、南シナ海南沙諸島で人工島を建設中

2014年6月25日 06:00

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 中国が、マレーシアやベトナム、フィリピン、台湾、ブルネイと領有権を争ってきた南シナ海南沙諸島で埋め立てによる人工島建設を行っているという。南シナ海は海上交通の要衝であり、また石油や天然ガスなど豊富な天然資源が埋蔵されていることから、その権益を獲得するのが目的のようだ(BloombergSlashdot)。

 10月には、フィリピン人の漁業コントラクターが、「巨大な中国船がチューブを使って、一方から砂や岩を吸入し、もう一方から吐き出している」のを目撃している。

 先月、フィリピン国防相がオンラインポータルQuanzhanで説明したところによれば、中国は、ジョンソン南礁からおよそ145キロメートル離れたところにあるファイアリー・クロス礁で滑走路を装備した軍事基地を建設して防空識別圏を拡大する計画があるとのこと。

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