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高校生に広がる「スマ勉」、アプリ活用も
リクルート進学総研によると、高校生の82.2%がスマートフォンを所有しており、所有率は2011年と比べて5.5倍になった。メディアの1日あたり利用平均時間は、スマホでのインターネットが122分と最高。次いでパソコンのインターネット(121分)、テレビ(106分)となった。
スマホの利用目的は「アプリの利用」「調べもの・情報収集」「コミュニティサイトへの参加」「動画を見る」「メール」が8割を超えており、幅広い使われ方をしている。スマホで勉強をしている高校生も約6割に上り、「スマ勉」が定着しつつあるようだ(ただし、今回の調査対象は「大学・短大・専門学校などへの進学を検討している、または検討したことがある」高校生に限られている)。スマホで語句の意味を調べ、数学や物理の公式集を閲覧し、「一問一答方式」のアプリで英単語や日本史・世界史を学ぶ。通学時間や休み時間などの「スキマ時間」に、「スマ勉」をする高校生は多いようだ。
高校生のスマホアプリ利用率は92.6%と、13年の前回調査から2.6倍に増加。インストール数は平均33.2個で、こちらも昨年の27.1個より増えた。利用しているアプリの種類は、「SNS」が9割とトップ。次いで「動画系」「ゲーム」が7割を超えた。LINEやSkypeなどの「無料通話アプリ」も6割。「勉強系アプリ」の利用率は、男子で4割、女子で3割となっている。ゲームアプリと比べれば大ヒットとはいかないかもしれないが、「スマ勉」が広がっている今、勉強系アプリは新たな商機となるかもしれない
どんなアプリを使っているか自由回答で記入してもらったところ、SNS系の1位は「Twitter」(62.2%)、2位が「LINE」(43.0%)、3位が「FaceBook」(8.8%)、4位「Ameba」(1.7%)、5位「mixi」(1.4%)だった。無料通話アプリでは「LINE」が9割近くを占め、独走している。(編集担当:北条かや)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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