GoogleはAndroidとWindowsのデュアルブート対応PCについて快く思っていない

2014年3月12日 13:05

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 GoogleのAndy Rubinは、Androidは自由で開かれた存在だと改めて表明した。Microsoftが2010年にWindows Phone 7を立ち上げたとき、Rubinは「素晴らしい。競争は消費者にとってよいことだ。Androidにない機能を持っているとすればなおさらだ」と話していた。しかし、AndroidとWindows 8.1の両方をインストールし、両OSを簡単に切り替えられる「ハイブリッドPC」については不満を持っているようだ(PCMagazineCNETslashdot)。

 問題視されているのはASUSTeKの「Transformer Book Duet TD300」。ASUSTeKの関係者によれば、Googleはこのアイデアについて反対しており、一方Microsoft側からはとくに反対されていないとCNETに語ったという。AppleInsiderによれば、GoogleはASUSTeKにこの製品の販売をキャンセルするよう圧力をかけているようだ。この圧力はASUSTeKのパートナーであるIntelと対立することになる。

 GoogleがこうしたWindowsとのハイブリッド製品の販売に圧力をかけたのは今回だけではない。Samsungも昨年こうした製品の販売を計画していたが、圧力によりキャンセルさせたとしている。しかし、ASUSTeKはこうした圧力に屈しないのではないかとしている(AppleInsider)。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | Google | Windows | Android

 関連ストーリー:
NokiaがWindows Phone風UIのAndroid端末を発表 2014年02月26日
Androidアプリを実行可能なWindows 8.1パソコン、複数のPCメーカーがCESに出品予定 2013年12月29日
MS、Android端末に「第2のOS」としてWindows PhoneをインストールするようHTCと交渉中 2013年10月08日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事