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オリコン:14年3月期第1四半期は減収だが、損益面各段階で増益
■現在スマートフォン向けの新サービスを準備中
オリコン<4800>(JQS)の今期14年3月期第1四半期連結業績は、スマートフォン向け音楽配信サービス及びサイトの広告販売が増加したものの、フィーチャーフォン向けの着うたフルと着うたが減少となり、売上高は前年同期比7.2%減の12億59百万円となった。損益面では、広告や着メロなど利益率の高い売上が増加し、営業利益は同23.2%増の1億57百万円、経常利益は同27.4%増の1億4百万円、四半期純利益は同59.6%増の76百万円と減収増益となった。
業況を見ると、コミュニケーション事業では、顧客満足度ランキング連動型広告は、「来店型保険ショップ」、「食材宅配サービス」などの新規ジャンルの売上が加わった。また、WEB広告商品(ランキング連動型広告以外)は、スマートフォン向けサイトの広告販売及びタイアップ型広告の販売も堅調に推移した。
モバイル事業では、着メロについては、12年12月セガよりセガカラMelody事業を譲受したことが寄与し、さらにスマートフォン向け音楽配信も、月次ベースで着実に売上が伸びた。
雑誌事業では、市場環境悪化の影響を受け、広告売上、購読売上がともに減少した。
データサービス事業では、ユーザーニーズに対応したカスタマイズ等を手掛ける事で、契約単価のアップを図り、売上高は前年同期比を微増とした。
尚、今期通期予想については、同社では現在スマートフォン向けの新サービスを準備中であり、現時点では収益を合理的に算出するには至らず、非公開としている。今後、連結業績予想数値を合理的に算出する事が可能となった時点で、予想数値を公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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